本日はポヤデーについてお話しようと思います。ざっくりまとめるとこんな感じ☟
- ポヤデーの日は祝日(ということで、大体毎月1日祝日があります)
- 仏教徒の人はお寺にお参りに行く(上下白い服)
- スーパーで精肉が買えない (加工肉,魚は買える,レストランで肉料理は販売してる)
というわけで、そんなポヤデー、せっかくなので、お寺に行ってみました。
まず、着いたら靴を脱ぎましょう。まれに靴を盗まれることもあるので、高価な靴は履かないように。(場所によっては警備の人が見ておいてくれることもあります。) みんなそこかしこに散らかしています。
寺院では主にお参りする場所が3か所あるそうです。それぞれの場所にお花が供えられているので、目印になるかと思います。そのお花はどこから買ってくるの?というと、寺院の大体入口近くに花屋さんが登場しています。そこで、茎付きの花と、お香を買います。そして、それぞれの場所に供える。ちなみに、この売られている花、どれもこれもつぼみのものばかりなんです…。みんなどうやってるの?もしや、もう私が行った時間にはすべて開いた花が売り切れてただけなのかと思い、聞いてみると、どうやら、自分たちでつぼみを押し広げるそうです。そして、さらに驚くべきことは…花の茎はごみになるそうです。備えへんのかい、と思わずツッコみたくなりますが、それは違うそうです。大きなご神木的なものには、みんなで水を銀の容器に入れ、周囲を回りながら、水をかける、ということされていました。
上写真右端にあるのは、オイルランプ。これも、各々でライターと芯を持ってきて火を灯すそうです。ここでお香に火を移していた人も多かったです。
これは、お坊さんに白い糸を束ねたピリット(お守り)を結んでもらっているところです。日本でいうと、ミサンガに近いかもしれません。幸運を呼び、災いから守ってくれるといわれており、自然に切れるのが良いそう。
寺院には朝早くだと4時から来る人もいるそう。お坊さんが説法を1日中話されていて、熱心な人は1日中聞いているのだとか。木に水をかけたり、火を灯したりする理由をスリランカの人に聞いてみると、深い意味はあるけれど、自身の人生に関係したものだ、とざっくり教えてもらいました。そうよね、逆に日本の寺社仏閣の作法も一つ一つ説明するとなると難しいわな…と、改めて痛感。
寺社仏閣が大好きなチリ人と京都などに行ったとき、やはり説明に苦労したことを思い出す…特に、どこにお賽銭を入れればいいのかは、彼にとってもとても難しいことだったんじゃないかと思う。なぜなら、私も同じくスリランカの寺院で経験したから。花が目印…というのは後から聞いた話で、本当にあちこちにお賽銭を入れる場所があって、わからなかった…。
というわけで、次のポヤデーへの思いを馳せるペガサスなのでした…