命をいただく

さて、今日はスリランカの食生活について。

スリランカでは、スーパーマーケットももちろんあるのですが、(地域によりますが)あまり使わない人が多いのですね。

スーパーに行く人=お金持ち というイメージがあるようです(実際問題、値段はほぼ変わらない)

では現地の人はどこに行くのか、というと、マーケットに行きます。

昔の日本みたいですよね。八百屋さん、魚屋さん、肉屋さん、はたまた個人経営の商店まで。もちろんパン屋さんやお惣菜屋さんもあります。

色々なマーケットがあります。(私のご近所には商店1店舗しかないですが、、笑)

んでまあふと卵料理をしようと卵を手に取ったときに思うんですよね。ああ、とても野生味を感じる卵だなあと。

手が濡れているのは調理中びしゃびしゃなまま写真を撮ったからです…

こうして糞やら土やらついた状態で売ってる卵、あんまり日本で見かけなくなったなーと。魚も、頭から尻尾までついた状態で売ってる数が減ったなーとか。(そもそも地元の魚屋がないですよね…)

鶏にしても、丸々一羽の状態で(ローストチキンをイメージしてください笑)売られていることは日本ではほとんどなくなりましたよね。

だから、こっちに来てから、命をいただいているなぁ、んんー、日本はこの感じ、薄れつつあるなぁ…としみじみするときがあります。

商店で卵を買うときは割れないように藁を入れてくれたりします(時と場合と気まぐれによる笑)

家に帰ってから、藁だけの袋を括ってしばらく置いておくと…さすがですよね、藁の袋の中はすっかりほかほかなんですよ笑

昔の日本(私の子供の頃)には当たり前にあって、今はない、という懐かしさを思い出させてくれるので、スリランカのこういった商店は残ってほしいなぁ(とはいっても開発が進めばなくなるものでもあるのかなぁ…)と思います。

ペガサス、海外経験が少なくマーケットってどこの国にもあるのかわからないのですが…

んー考えてみれば、結構各国あるような、、(チリもあるそうです)

んんーどうして日本だけ廃れちゃったかなぁ…いい文化だったのになぁ…。

ふと時々思います。日本の清潔は時たま行き過ぎてしまっているのではないか、と。

もちろん、食あたりにならないように、とか、そういったことは大事だけれど

卵1つを見ても思うのが、あぁー、今の子はこんな卵を見たらキモい、触りたくないって言うんだろうなぁ…ということ。そもそも、こんなに泥まみれで卵なんて産まないだろうと思う人もいるだろうなぁ…と。

もちろん今の日本は大量生産できるようになっているし、汚れがつかないように、うまくライン工程ができていると思うのです。それはそれでもちろん良いのですが、やはり原点の本来の形を知っておくということは、子どもを育てる時にも大切なんじゃないかなぁ…と思います。

というわけでダラダラ書きましたが、今日はスリランカの食について、でした。

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